こんにちは、前回に引き続き、事務局参画部の髙橋美乃李です。今回はプログラムのメイン企画である特別講義第1回目についてご報告致します!
第1回特別講義は、「認定NPO法人DPI日本会議」と、「自立支援センターSTEPえどがわ」で活動されている曽田夏記氏を特別講師としてお迎えし、『障害とSDGs「誰も取り残さない」を実現するための視点』というテーマで行われました。全100分程度の特別講義は、前半に曽田氏のレクチャー、後半にワークショップの2部で構成でした。
アンバサダーからは、「教育、法律などにおける障害者への対応について、知ろうともしてこなかった自分がすごく恥ずかしくなりました。」、「全く意識してなかったことに対して、違う視点からの見方に気付かされました。」などの感想がありました。プログラム最初の講義で「気づき」を得ることができ、また「誰ひとり取り残さない」というSDGsの特徴のひとつを学ぶことができ良かったなと感じました。さらにワークショップは、障害に関連した「国内の問題点」とそれに対する「解決策」の発表をするというものでした。「教育機関や、働く場所で障害がある人との関わりがないこと」や、「普段からの当事者意識の低さ」を問題点であると考えるアンバサダー多かったように見受けられました。
個人的に印象的なお話を紹介します!!曽田氏から若者へのメッセージを伝えていただく際、社会問題解決のために「他者も巻き込んで」とをおっしゃっていました。「他者を巻き込む」というフレーズを耳にすると、どうしても「同じ状況に立っている者」や、「同じバッグラウンドを持った者」を巻き込んで活動する。と考えてしまうものです。
ですが、曽田氏が伝えたい「他者を巻き込む」は、障害者運動で言えば「障害者だけでなはく、健常者も巻き込み声をあげることが、社会を変えることに繋がる」というものでした。例えば、公民権運動(米国)指導者であるキング牧師の演説の日には、参加者の20万人中7万人が白人だったそうです。(知らなかった自分が恥ずかしい。。)この点に関しては、当プラットフォームにも通ずる部分があり、「若者の、若者による、社会を変えるためのプラットフォーム」ですが若者だけでは、目標を達成することは到底できません。私たちのミッションに賛同する全ての方々を巻き込み、アクションを起こすことが重要であると再認識しました。
印象的なお話は、もっとたくさんあったのですが、長くなるので、ひとつだけご紹介し、今日は終わりにしたいと思います。
他にも聞きたくなりましたか!?報告書に全て書いてあります!!
JYPS事務局新人・髙橋にも学ぶことがたくさんある、このYAPですが、まだまだプログラムは続くので、今後のブログもお楽しみに!!
【SDGs Youth Ambassador Programについて】
SDGsユースアンバサダープログラムは、選抜された若者が主体となり、SDGsに関する推進活動を行うプログラムです。主に、SDGsの認知度向上を目指した学内活動の企画・運営を初め、JYPSのネットワークを用いたセミナー・勉強会、SDGsに関するデータ収集のための学内調査、国際機関・政府・NGO等の訪問(新型感染症の影響で変更あり)、2020年度第一回SDGユースサミットの運営を行っていただきます。今年が第一回目ということで、JYPS事務局とユースアンバサダーと共に試行錯誤しながら、有意義なプログラムの構築を目指します。また今回のプログラムは、居住地の制限なくアンバサダーへ参加していただくため、全てオンラインを通じて行われています。
詳しいプログラム情報や、アンバサダー情報は以下のリンクからご覧ください。
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