こんにちは!
プロ野球が開幕したのが嬉しくて仕方がないJYPS事務局の宮下諒太です。
やはり躍動するプロアスリートの姿には胸を熱くさせるものがありますね。
それはさておき、
今日は、5月25日に行われた特別講義についての報告です。
今回のテーマは「サステナブルな調達~森林と木材と消費~」ということで、
地球・人間環境フォーラムの坂本有希氏をお招きして講義を行っていただきました。
内容としては以下の通りです。
1.熱帯林の違法伐採の問題やフェアウッド、クリーンウッド法について知る
2.持続可能な木材調達のために日本企業に求められることについて知る
3.持続可能なスポーツイベントを目指すNPO・NGOネットワーク(SUSPON)について知る
まず、講義の始めに熱帯林の伐採について説明がありました。 ここでは木材の伐採がいかに地球環境に影響を及ぼすか、近年どれだけのペースで伐採が進んでいるか、また、なぜ伐採が行われるのか、といったことについて知らないことをたくさん教えていただき、とても学びの多い内容だったと思います。
その後、木材保護に関してよい取り組みを行っている日本企業の取り組みや、東京五輪での木材の持続的な調達についてお話をしていただき、最後に「アンバサダーに期待すること」という力強いメッセージをいただいて、講義は終了しました。
また、講義の後のワークショップでは「消費に目を向けるまで」というエッセイを読み、個人作業としてエッセイを読んで思った事を整理し、団体作業としてお互いの考えを共有し発表しました。
このワークショップにおいて、アンバサダー各々が自分の興味関心について深堀して考えられたと思います!
今回の特別講義全体を通して、「木材」という切り口から、私たちの生活と切っても切れない関係にある「消費」について自分たちの実体験を基に振り返る機会となりました!
以下、参加者からの感想の抜粋です。
· 「パーム油のエッセイがとても印象的でしたが、問題はそれだけではないということを改めて感じました。環境保全とともに人々の暮らしもより良くなくといいなと思いました。私も普段の生活の中から気を付けていこうと思います!」
· 「環境問題について漠然ときた考えを持ってました。今回の講演で、より深いところまで知る事ができ、自分の中の問題意識が高まりました」
· 「今回は貴重なお時間を頂きありがとうございました。これまで深く調べたことのない森林伐採問題と日本の取組みについてお伺い出来て大変参考になりました。今回で学んだことを引き続き自分の消費活動に反映させます。ありがとうございました
詳しい内容はこちらの報告書からご覧ください!
【SDGs Youth Ambassador Programについて】
SDGsユースアンバサダープログラムは、選抜された若者が主体となり、SDGsに関する推進活動を行うプログラムです。主に、SDGsの認知度向上を目指した学内活動の企画・運営を初め、JYPSのネットワークを用いたセミナー・勉強会、SDGsに関するデータ収集のための学内調査、国際機関・政府・NGO等の訪問(新型感染症の影響で変更あり)、2020年度第一回SDGユースサミットの運営を行っていただきます。今年が第一回目ということで、JYPS事務局とユースアンバサダーと共に試行錯誤しながら、有意義なプログラムの構築を目指します。また今回のプログラムは、居住地の制限なくアンバサダーへ参加していただくため、全てオンラインを通じて行われています。
詳しいプログラム情報や、アンバサダー情報は以下のリンクからご覧ください。
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