みなさん、こんにちは!
街には少しずつ半袖でいる人が増えてきましたね。今年の梅雨は雨がどれくらい降るのでしょうか…。もう6月か、とびっくりしているJYPS事務局の宮下諒太です。
今回は4月29日に行われた特別講義5についての報告です。今回のテーマは「若者主導の団体と考える気候変動とSDGs」ということで、JYPS加盟団のClimate Youth Japanから3名の講師をお招きして講義を行って頂きました!
内容としては以下の通りです。
気候変動に関しての基礎知識を構築し、国際的枠組みと、日本の政策を理解する
パリ協定から今後の気候変動政策について考える。
ワークショップを通じて「若者」や「自分」にできることを考える
まず、「気候変動とはなにか」、「現状、影響、メカニズム」といった基本的な話から始まりました。その後、気候変動枠組条約やパリ協定といった、近年の気候変動政策の前提となっている国際的枠組みやそれらに基づく日本の政策について解説がありました。
そして、今回の講義の重要なテーマの1つとして、気候変動とSDGsとの関連についても紹介して頂きました。世界の平均気温上昇を抑えるための国際的枠組みであるパリ協定はSDGsとの関連性が大きく、日本でも「パリ協定に向けた長期戦略としての成長戦略」という国家戦略の中で、「環境と経済の好循環」、「地域循環共生圏」の実現、などに関連してSDGsについて言及されているようです。
また、講義の後のワークショップでは、「日本の気候変動解決に向けての課題・問題点は?」「その問題に対する解決策は?」「SDGsに関連して自分たちにできることは?」といったテーマに対し活発な議論が行われました。
今回の特別講義を通して、参加者は気候変動が自分たちの生活に身近な問題であり、SDGsに関連してどのような行動をおこしていけばいいか考えることができたようです。
以下、参加者からの感想の抜粋です。
・自分も含めて我々日本人の気候変動に対する意識の低さに愕然とした。個人レベルで気候変動の抑止につながることが山程あるので、積極的に取り組んでいきたい。
・私の知らなかった環境問題に関わる知識をたくさん吸収することができ、大変勉強になりました。環境問題について、自分ごととして捉えて考えるきっかけとなり、さらに興味を持つようになりました。
・SDGs のゴールはどれもとてつもなく大きな目標に感じがちですが、実は自分たちにできることは身近にあることを感じることができました。10 年後にどのような未来を描けるかは、今の自分たちの行動にかかっていると思うので、このような講演を通してまた学ぶ機会を持てればいいなと思います。
詳しい内容はこちらの報告書からご覧いただけます!
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【SDGs Youth Ambassador Programについて】
SDGsユースアンバサダープログラムは、選抜された若者が主体となり、SDGsに関する推進活動を行うプログラムです。主に、SDGsの認知度向上を目指した学内活動の企画・運営を初め、JYPSのネットワークを用いたセミナー・勉強会、SDGsに関するデータ収集のための学内調査、国際機関・政府・NGO等の訪問(新型感染症の影響で変更あり)、2020年度第一回SDGユースサミットの運営を行っていただきます。今年が第一回目ということで、JYPS事務局とユースアンバサダーと共に試行錯誤しながら、有意義なプログラムの構築を目指します。また今回のプログラムは、居住地の制限なくアンバサダーへ参加していただくため、全てオンラインを通じて行われています。
詳しいプログラム情報や、アンバサダー情報は以下のリンクからご覧ください。
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