皆さん、こんにちは。自宅で何か新しいことをしよう!と考えているだけで1日が終わる事務局参画部の髙橋美乃李と、この機会に勉強と読書をいっぱいしなきゃ、と謎の焦りを感じている同じく事務局参画部の新人、宮下諒太です。
実は、今月からJYPS主催「SDGs Youth Ambassador Program(YAP)」が始まっております!!(プログラム概要は以下参照)4月6日と9日の2回、アンバサダーにプログラム前の基礎知識構築を目的とした事前研修を受けていただきました。今日はその研修について紹介します。
まずこちらの研修なんですが、第1部「アドボカシー(政策提言)とは?、作成されるまでのプロセスは?」と第2部「SDGsとは?」の2部構成です。
第1部では、JYPS事務局の加戸を迎え、「アドボカシー(政策提言)とは?」について、彼女が主要会議で発言した経験なども踏まえ、わかりやすく講義をしました。さらに政策提言の重要性と活用性や、提言されるまでのプロセスを身近な例にあてはめ、説明することで、アンバサダーからは、「アドボカシー(政策提言)= 難しいものというイメージが、今回の研修でなくなった」や「アドボカシーを身近に感じることができた」という好評な意見をいただきました。また、シンプルな枠組みで政策提言を考えたり、講義中に積極的に質問したりするなど、アンバサダーの活発な参加も見受けられました!!
続いて、別日に行われた研修第2部ではJYPS事務局長の倉石を講師として迎え、「SDGsとは?その特徴と歴史的背景とは?」という、皆さんが知っているようで知らないSDGsについて講義をしました。アンバサダーの皆さんに「SDGsについて知っている」という共通点はありましたが、その前進である「MDGs(ミレニアム開発目標)」についての話や、SDGsの特徴、「5つのP」という言葉については「初めて知った」「勉強になった」という声がありました。また、今回は各アンバサダーグループに分かれたワークショップの時間も設け、これから企画・運営する若者のSDGs認知度上昇のためのイベントや、アクティビティについて考えてもらいました。ワークショップの後、「的確なアドバイス、コメント、ありがとうございました!」といった意見を多数頂き、皆さんにとって有意義な時間になったかな、と思い、とても嬉しかったです!
今回の研修の第1部と第2部に共通して見られたこととして、SDGsの「環境」「社会」「経済」の様々な社会問題に対し、それぞれのアンバサダーが自分の専門分野や人生経験を生かし、当事者意識を持って熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。
全国各地の多様な若者が参加してこそ達成されるSDGsなので、今回のプログラム研修がその1歩になればいいな、と思っています。今回学んだ「アドボカシーとは何か」「SDGsの特徴と歴史的背景について」といった知識が、アンバサダーの皆さんのこれからのSDGsアクションに繋がるよう、事務局も活動に力を入れYouth Ambassador Programに取り組んでいきます!
***今回の講義で紹介しきれなかった「国際会議の役割は?」と「日本のSDGsの現状」は続編として後日研修を行う予定です。
研修1と2の詳しい内容や、参加したアンバサダーを対象に実施したアンケート結果はこちらの報告書からご覧いただけます。
【SDGs Youth Ambassador Programについて】
SDGsユースアンバサダープログラムは、選抜された若者が主体となり、SDGsに関する推進活動を行うプログラムです。主に、SDGsの認知度向上を目指した学内活動の企画・運営を初め、JYPSのネットワークを用いたセミナー・勉強会、SDGsに関するデータ収集のための学内調査、国際機関・政府・NGO等の訪問(新型感染症の影響で変更あり)、2020年度第一回SDGユースサミットの運営を行っていただきます。今年が第一回目ということで、JYPS事務局とユースアンバサダーと共に試行錯誤しながら、有意義なプログラムの構築を目指します。また今回のプログラムは、居住地の制限なくアンバサダーへ参加していただくため、全てオンラインを通じて行われています。
詳しいプログラム情報や、アンバサダー情報は以下のリンクからご覧ください。
プログラムページ:(近日公開)
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