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Japan Youth Platform for Sustainability (JYPS)

【YAPレポート Vol.11】特別講義12〜2025年日本国際博覧会協会〜

皆様、こんにちは!JYPS事務局で参画部に所属しております、宮下諒太です。

今回は、SDGs Youth Ambassador Programで行われた特別講義、「2025年⽇本国際博覧会(⼤阪・関⻄万博)について」の報告です。今回の特別講義では、(公社)2025年日本国際博覧会協会より高橋祐佳氏、松田拓氏、中平友彦氏の3名の方々をお招きし、2025年に開催される大阪・関西万博に関する講義を行っていただきました。




最近、ロゴマークが正式に発表されたりと、徐々に2025年に開催される大阪・関西万博のニュースが増えてきたように感じます。2020年の現在、5年後に迫った大阪・関西万博。「楽しみだな」、「参加したい」と心待ちにされている方もいれば、「今度の万博って何がテーマなの?」、「そもそも『万博』ってなんなの!?」と疑問を持っている方もいるかと思います。

そこで、今回の講義で私たちが学んだことを簡単にシェアしたいと思います!

「そもそも万博って何?」

万博とは、「世界中の人々が参加する国家プロジェクト」のことです。その歴史は20世紀から始まり、当時は国威発揚や産業見本市な意味合いの立ち位置が強かったようです(日本でも1970年に開催された大阪万博が有名ですね!「太陽の塔」の衝撃的なデザインは一度見たら忘れられない人が多いと思います)。

その後、21世紀に突入してからは地球的課題と人類社会の持続的な発展がテーマの中心となり、近年は「人類共通の課題を解決する場」と捉えられているようです!

「何がテーマなの?」

テーマはずばり、「いのち輝く未来社会のデザイン」です!キーワードは「いのち」です。

サブテーマとしても「3つの"Lives"」が掲げられており、

  • 1つ目が「Saving Livesいのちを救う」。これは、感染症対策、防災・減災の取組による安全の確保、⾃然との共⽣による環境の保護を意味します。

  • 2つ目が「Empowering Lives いのちに⼒を与える」。遠隔教育、スポーツや⾷、AIやロボット技術などの活⽤により、⼀⼈ひとりの「⽣活」を豊かにする、可能性を広げることに焦点を置いています。

  • 3つ目が「Connecting Lives いのちをつなぐ」。⼀⼈一人がつながり、コミュニティを形成して社会を豊かにすることがテーマです。パートナーシップ・共創の⼒を高め、課題解決をより効率的に促進していくこと、通信技術によるコミュニケーションの進化を生かすことを目指しています。


また、これらのテーマ・サブテーマはSDGsと密接に関わっています。万博会場を「未来社会の実験場」として機能させることで、2030年のSDGs達成、さらに2030年以後の時代をデザインしていきます。

以上をまとめると、2025年に行われる大阪・関西万博は、「人類共通の課題を解決する」ための、「未来社会の実験場」です。そこでは「いのち」とSDGsがキーワードになってきます。




今回の特別講義は、2025年の近未来に夢を馳せ、これからの5年間SDGsに関する活動をがんばろう、そして2025年に大阪・関西万博にみんなで集まりたい、と思えるような有意義な講義だったと感じました。 報告書はこちら:



#Youth Ambassador Program、#YAP、#大阪・関西万博、#万博、#EXPO2025、#EXPO、#いのち輝く未来社会のデザイン、#未来社会の実験場



 

【SDGs Youth Ambassador Programについて】

SDGsユースアンバサダープログラムは、選抜された若者が主体となり、SDGsに関する推進活動を行うプログラムです。主に、SDGsの認知度向上を目指した学内活動の企画・運営を初め、JYPSのネットワークを用いたセミナー・勉強会、SDGsに関するデータ収集のための学内調査、国際機関・政府・NGO等の訪問(新型感染症の影響で変更あり)、2020年度第一回SDGユースサミットの運営を行っていただきます。今年が第一回目ということで、JYPS事務局とユースアンバサダーと共に試行錯誤しながら、有意義なプログラムの構築を目指します。また今回のプログラムは、居住地の制限なくアンバサダーへ参加していただくため、全てオンラインを通じて行われています。


詳しいプログラム情報や、アンバサダー情報は以下のリンクからご覧ください。

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