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【JYPS Nightを開催しました!!(8/29】

更新日:2020年9月25日

みなさん、こんにちは!事務局の宮下諒太です。この度、8月29日に2020年第3回目となるJYPS ナイトを開催しました!



『JYPS ナイト』とは、サステイナビリティや、SDGsに関心がある若者同士での繋がりを作り、知見を深めたり、新たな活動を生み出したりすることを目的として開催するカジュアルなご飯会です。今回のJYPS ナイトは、オンラインにて開催し、事務局員を含め若者17人にご参加いただきました。




今回のテーマは「環境」「貧困」「社会」の3つです。 それぞれのグループにて活発な議論が行われました。以下が行われた議論の概要です。

グループ1:環境


こちらのグループでは、気候変動を主なテーマに、自然災害や環境問題について個々の体験談を交えながら幅広く話し合いました。 参加者の気候変動に興味を持った経緯が各々で違って面白く、ニュージーランド・セネガル・フランスでの留学を経て得た環境問題に対する海外からの視点や知識の共有もありました。その話の中で、日本では気候変動への問題意識が他国と比べて低いのではないかという意見が挙がり、どうしたらもっと目を向けてらえるのかという考えも共有しました。 また、気候変動だけでなく、生物多様性についても話し合いました。生物多様性における国際的な目標である愛知目標が2020年で終了すること、その事実に基づいてこれからは気候変動・生物多様性を両方含んだ環境対策の優先順位を挙げ、SDGsの目標達成に向けてペースアップしなくてはならないという結論に至りました。 そして、SDGsについて話し合える仲間を増やしたり日常生活で環境に配慮した行動を心掛けたりと、個人のレベルでできることを模索していくのが大事だという共通認識を持つことができました。





グループ2:貧困


グループ2では「貧困/社会的排除」をテーマに、発展途上国の貧困の現状、国内のシングルペアレント家庭における問題、貧困と幸せについて、そして参加者それぞれが自分たちに何ができるかについてを話し合いました。 参加者は高校生から社会人、NGOで働かれている方、またスラム街を訪れた経験を持つ方など、多様なバックグラウンドを持つ方々でした。それぞれの視点から「貧困/社会的排除」について意見を伺いました。 国際的なトピックでは、タイのスラム街やフィリピンのごみ山の問題を例に、教育を受けられず、しっかりとした収入を得られない「貧困の負の連鎖」の問題について話し合いました。 さらに参加者から「貧困は発展途上国だけの問題なのか?」という問いが投げかけられた際には、「日本でも相対的貧困の問題や、シングルペアレントを持つ子供の支援の欠如などの貧困問題や社会的排除の問題があるため、一概に『貧困は海外の問題』だとは言い切れない」という意見が出されました。また貧困を解決する際、金銭的な援助のみならず、相手が何を「幸せ」と感じるのか、どんな支援を欲しているのかなどを考慮するべきだという考えも挙げられました。 そして議論の最後には、「今後もこのような機会を通じてインプットしていきたい」、「今日学んだことを周囲の人と話してみる」さらに「自分からこのような社会問題があることを発信したい」など今後のアクションを話す場面も見られました。

貧困というと海外の問題と捉えられがちですが、あらゆるバックグラウンドの参加者の意見を通じて、包摂的な話し合いができ充実した時間でした!







グループ3:社会

グループ3では「生きやすい社会」をテーマに、SNSでの誹謗中傷、それに伴う自殺について、そしてメンタルヘルスについての問題点を出し合いました。そして、それらを解決、または改善するための策についてグループメンバーが実際に経験したことも踏まえつつ話し合いが行われました。 SNSでの誹謗中傷や、自殺、メンタルヘルスについて共通することとして、これらは今の時代ならではの社会問題であるのに、それに対する予防や対策が見られないことが問題だという意見が挙げられました。また、日本ならではの精神論から生まれる「ワーカホリック=偉い」という認識もその問題意識の一環としてあり、メンタルブレイクを起こしても精神科医やカウンセラーのもとに足を運ぶことに躊躇してしまう風潮があることも課題として認識されました。 これらの課題に対する予防策として、SNSの使い方や自殺防止のホットライン、メンタルヘルスについての教育が初等教育の時点で行われることや、行政に訴えホットラインを増やしたり、また、あらゆる面においてのマイノリティの方々のためのホットラインを増やすことが考えられます。 更に、個人ではじめられることとして、自分のメンタルや情緒の傾向を知り、メンタルブレイクを予防することや、休息を取りリラックスしたり、趣味に時間を費やすことに対して罪悪感を抱かないことも大事だ、という話になりました。 行政や教育機関に訴えたいことや、個人単位でのアクションについて、様々な観点から意見を聞くことができ、活発な意見交換ができました!







JYPSナイトはこれからも、若者の交流の場として定期的に開催させていきますので、ぜひたくさんの方に参加していただけると嬉しいです!


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