みなさんこんにちは!JYPSの清水瞳です!
さあ、いよいよこの季節がやって参りました。そう、
HLPFの季節ですね!
HLPFの時期に出現する主張強すぎて被写体が入りきらない写真撮影スポット@NYUN
そんな1年に1度の大イベントを楽しみにしている我々ですが、なんせ初回なので
HLPFってなんぞや? というところを簡単に説明しようと思います。
HLPFとは?
High Level Political Forumの略。日本語だと、ハイレベル政治フォーラム。
そうなんです。日本語にして変わったのは政治だけです。覚えやすいですね!?
HLPFとは、毎年NY国連本部にて、選ばれたテーマに当たる2030アジェンダとSDGsのゴールの進捗を加盟国で集まり、フォロアップ&レビューする場です。今年のテーマは
"Empowering people and ensuring inclusiveness and equality"
- 「人々にもっと権限を与え、活動をより一層支援、応援し、包括性と平等性を約束する」
で、そこに刺さっているSDGsのゴールは、4、8、10、13、16、17の6つ!
個人的にはめっちゃ夢ある!と公表された時にわくわくしました。
国というくくりのみならず、様々なステークホルダーも協力し合い、SDGs達成のためにお互いの進捗状況、さらには経験則を発表し合い、新たなシナジーが生めるように今後の活動、政策を考える場です。私たちJYPSは"Children and Youth"という立場で参加していますが、その他にも市民社会、企業、女性、さらには先住民などのステークホルダーが自分たちの声を届けるためにNYに集結し、活発な議論を繰り広げます。
Children and Youth代表として大活躍するJYPSメンバー
VNRとは?
このフォローアップ&レビューのためにどういう成果物を出すのか、どうやって比べるのかというと、VNRというものを各国で作成し、共有しています。VNRとは:Voluntary National Reviewの略で、日本語だと自発的国別レビューになります。これは各国の取り組みをシェアするためのちょっとした基盤となっており、文章、動画など、様々なフォーマットでつくられています。
自主的に各国で書かれているVNRですが、HLPFで発表する国が毎年いくつか選ばれ、その国に対しての建設的な意見を行なうのがこのフォーラムで一番注目度が高いイベントだと言っても過言ではありません。やはり他所の活動は気になるものですよね〜。でもこの発表、各国のカラーがよくでていて本当に面白いんです!ということで、2019年にHLPFで発表する国はこちらの47国!うち7国は2周目!前回の発表からどのような変革を遂げたのかも見所の1つですね。
HLPFの魅力は?
HLPFの面白さはこれだけではありません。そのタイムテーブルにも魅力はたくさん詰まっています。
上記に挙げているゴール別レビューやVNRなどのメインイベントとは別に、サイドイベントがあちらこちらでたっくさん開催されるんですけど、そのサイドイベントの豊富さこそが魅力です。
国で開催されるサイドイベントから、企業達が開催するものまで(←これはめちゃくちゃ人気で2018年のHLPFでは会場に入ることができませんでした泣)、ステークホルダー主催、国主催、ローカルレベル主催など、本当に豊富すぎてどの会場にいくか常に悩むほどです。忙しや。
また、サイドイベントとは別に廊下などのオープンスペースにはたくさんのブースが展示され、SDGsを体現している商品や団体が出店しています。ここも本当に面白くて、ブースにいるSDGsをあらゆる手段で推進する方々との交流の場でもあります。
今年のHLPFの魅力は?
今年、実はとっても特別な年なんです。HLPFが開催される4年目の年ということで、毎年行われる閣僚級とは別に、4年に1度開催される首脳級のフォローアップである"SDGs Summit 2019"が9月に行われ、日本から安倍総理が向かいます。ということで、今年は節目の年であり、今までにないくらい多くの皆さんが参加し、多所帯になること間違いなしなんです。つまり、今までにないくらいにたくさんの皆さんと交流できるんです!感動ですよね。この文章を書くだけでどんどん楽しみになってきました。どうしましょう。
ということで、そんなHLPFに我々JYPSは派遣団を出して全力で吸収し、発信し、楽しんで頑張ってきます! 是非ともブログ、期待しててくださいね!
次は派遣員紹介記事です!お楽しみに〜
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