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Japan Youth Platform for Sustainability (JYPS)

【HLPF2019レポートvol.13】HLPF振り返り2

はーいみなさんこんにちは!!!

HLPF2019 JYPS派遣団員で、SDGs-SWYという団体のチーフデザイナー清水瞳です。


ハイレベル政治フォーラム(以下、HLPF)が閉会し、我々はようやくいつも通りの生活に戻ってきた頃。


気候変動の影響で最近は蒸し暑い日が続いてますね(Goal13)。私は暑さに弱いのでとってもしんどいです。

私の居処、北海道下川町では現在葛西選手がきています。松岡修造みたいな感じで冬将軍、葛西紀明になってもらえないか検討中です。

エキゾチックじゃぱーーーーん!な国連(清水撮影)


清水はHLPF参加が前回を合わせて2回目ですが、今回参加して思ったことが3つほどあります。

 

①immigrants:移民、難民のはなし

私が国連本部入りしたのが現地時間7月11日(木)だったため、初会議はGoal10:不平等をなくそう!のレビュー。

そこで印象的だったのが、昨年はまだ話題にそこまで上がっていなかった難民問題がレビュー内容にがっつり入っていたこと!昨年はたしかにレビュー対象ではなかったGoal10ですが、それでもさ?

1年でここまでメインの議題として躍り出るものなのか!?

正直驚いたと同時に嬉しくなりました。ちゃんと地球全体の出来事を全世界で追っているんだなって

みんなで目をそらさずにみてるってなかなか素敵ですよね。

でも、その移民問題でも捉え方はそれぞれ、特に陸続きの先進国(色々言いませんが)は難民は来ることによって治安が悪くなると主張します(Goal11/ Goal16)。清水は昨年イタリア逃避行をかました時、難民のせいでミラノ駅付近の治安がめちゃくちゃ悪くなったとミラノオサレ住民たちからなんども嘆かれました。そして島国である日本が羨ましいとも言われ、その分日本は災害と隣り合わせな国だよなって思ったり。

その一方で、紛争地域でなにも悪くない国民の命が大量に失われていくのを指を咥えて見ていたくない国はどうか我が国民を助けてくれと主張しますよね。そしてそれをある種他人事として見る島国たち(性格悪い言い方)。

でも、自分が体験していないことって全部他人事にならざるを得ないじゃないですか?そんな他人事なりに耳を傾け、自分たちになにができるかを精一杯考え、歩み寄ることが求められるのでしょうね。


これがメインだったんですけど、個人的にはBullying:いじめの問題がでてきたのはめちゃくちゃ嬉しかったです!

青少年の自殺やいざこざが絶えない日本において、不平等とはまさにいじめのこと。人と異なるということに敏感な日本人ですが、最近はLGBTなど、違うことを誇りに思えるような世の中にちょっとずつなってきました。実はNYでもTimes Squareから国連本部最寄り駅のGrand Centralなどいたるところに虹色の旗を持ったみなさんが奇抜な衣装で闊歩していました。人間は誰1人として瓜二つはいません。全員違うのは当たり前なんですよね。

Goal10のレビュー本当に考えさせられたし、涙もでそうになるいいレビューでした。

 

Local2030


そう、ついにスポットライトがあたりました、自治体!!!!!!

清水の研究分野でもある、ローカルレベルでのSDGsの活用についてのプラットフォーム、Local2030ができ、そのサイドイベントが2日間に渡り行われました。

清水の今回のHLPFの参加理由でもあるこのサイドイベント、ただただ最高でした。

語彙力があれでごめんなさいですがめちゃくちゃアツい議論ばかり。


最高でした!!!!


我ら日の丸が誇るIGES (地球環境戦略研究所)さんもVLR(自発的自治体レビュー)で大活躍! 下川町の話も大注目を浴び、清水も鼻高々!

あなたも今日で下川推し⭐︎By Mr. Fujino and Shimizu (Me)


この感動をどう共有できるのか・・・・

まじ最高でした。


ここではIGESの武内理事から神奈川県知事の黒岩さんまで、豪華キャストでのわいわいでした。


黒岩さんはさすがのエンターテイナー力、発信力を発揮し、ME-BYOのお話の後、ミッション!パッション!アクション!でトークを締めくくると拍手喝采が30秒ほど続きました(本当?)


ローカルレベルにSDGsを落とし込むためにはナレッジシェアリングをするこのプラットフォームが必須で、これからあらゆるセクターでパートナーシップを築き、ローカルレベルでもSDGsを盛り上げていこうぜ!

っていう夢と希望ある終わり方でした。


 

③Financeの話

今回どのレビュー、どのVNR、どのサイドイベントでも必ずでてきたのはFinance:財政の話。

やっぱりお金がないとどうにもならない!現実的に世界をみると、「この世は金」なんです。

でも、使い方は無限大の「お金」という概念。これをどうサステイナブルな使い方に導くのか。

それこそ企業、政府、南南協力、三角協力、ESG投資、等、ごちゃまぜ議論を楽しむことができました。

私たちには生きる上で様々な責任を背負っています。その中でも最も身近な責任こそがGoal12:つくる責任、使う責任、です。お金も使うものですよね。その使い道によって17色の染まり先がある。ポケモンのイーブイ的なね?


それがマイナスに働くこともあるので17x2=34通りですね。

どう投資するのか、どう援助するのか、どう開発するのか、どう買い物の選択をするのか、川上から川下まで、あらゆるお金の選択があります。その時、私たちがしっかりシナジーやトレードオフを考えなければいけない。その上で自分が、そして未来が納得できるような選択ができること誰もが願っている、そんなHLPF2019でした。


 

いろんな人や知見と出会う中で、自分たちユースの役割って何だろう?となんども自分に問い続けた2週間。自分たちだけがユースではなく、奇跡的にHLPFに参加できたほんの0.数%であるということ。もっと周りの声を集め、もっとユース全体で声を大きくし、たくさんたくさん活躍できる、いつかユースというくくりがなくなるくらい平等に発言しあえる未来があるべき姿なのか?などと悶々と考えながら今日も過ごすのです。

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