2019年6月22日と23日に開催されたG20ユースサミット!
今回は、1日目のサミットの様子についてのレポートを書いていきたいと思います。
G20ユースサミット1日目は、神戸市長・久本喜造氏のご挨拶を賜り、始まりました。オープニングセッションではIGES理事長・武内和彦氏、総務省から田中佑典氏、IFMSA-Japanから田浦拓弥氏、そしてVoice-Up Japanから山本和奈氏をお招きし、社会が若者に期待する行動や、これからの日本や世界に起こりうる現象にどう若者が対応すべきかを討論していただきました。
<当日開会式の様子>
少子高齢社会が進む中、若者が住みやすい持続可能な社会の形成とはどのように達成出来るか、また、日本人が国際協力に積極的に参加し世界を学び、それにより外側からの働きかけで日本国内のSDGsを促進できるということ、そして、女性差別撤廃に向けて若者の力が必要不可欠だということが議論されました。
<神戸市長、久本喜造氏(中央左)とIGES理事長、武内和彦氏(中央右)との集合写真>
そのあと全体ではSDGsに取り組む学生団体がワークショップを行いました。
合計34団体が集まり活動内容を発信し、一般参加者と団体及び参加団体同士での交流を深めました。
SDGsカードゲームやビデオを通して、現在日本が抱える問題や世界協働で問題を解決する方法などを、自らの目で見て、体験して、考えることができました。
<SDGsカードゲームの様子>
ワークショップの中でも例えば環境問題についてのワークショップでは、全国各地の地球温暖化の影響を受けた人々の声を集めたビデオを鑑賞し、その後参加者と団体側を含めたディスカッションを行っていました。
<Climate Youth Japan による環境についてのワークショップ風景 >
環境問題は身近にはその影響を感じることが少なく、問題自体が大きすぎて具体的な対策が取りづらく、一人ひとりの行動変革が大事だと分かっていても中々実行できないと思われている現実があります。そこで提案されていたのは環境に優しい理念を掲げている会社の製品を使ったり、そのような銀行を使用するなどの環境問題への関わり方もあるということを示していました。
参加者と発表者らの年齢が近いということもあり多くの参加者は、同年代の人たちが活発に活動している姿を見て、自らも積極的に社会問題に関わりたいと触発された様子でした。
ワークショップが行われているほぼ全ての教室ではディスカッションをしている様子が見受けられ、意見交換をする中で新たな知見が生まれていました。
<展示とワークショップの様子>
<IFMSA-Japanの皆さん >
<WAKAZOの皆さん>
<PEPUPの皆さん>
お互いの団体について意見を交換するのみならず、団体同士のアカウントをフォローしたりと今後の発展的な関係に繋がる実際のアクションや交流も行われており、G20ユースサミットの開催意義の一つであるパートナーシップ形成に大きく貢献した1日となりました。
また、1日目で出展していただいた団体の中でも2日目の分科会へ参加する予定の団体がいくつかあり、話をしている中でどんどんと2日目への楽しみが大きくなっていくようなそんな1日目でした。
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