G7の公式エンゲージメント・グループの1つで、ジェンダー平等と女性の権利に関する提案を促進するために集まった市民社会組織の集まりであう「Women7(W7)」の国際会議が4月16日(日)12時より浜離宮朝日ホールで開催されました。
会議中、持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(JYPS)の事務局員が、ユースを代表して小倉男女共同参画担当大臣に直接インタビューを行いました。
@women7/Yuichi Mori
Women7(W7)は、G7の公式なエンゲージメントグループで、G7プロセスの中でジェンダー平等と女性の権利に関する提案を促進するために集まった市民社会組織の集まりです。交差性と包摂性というフェミニストの原則に基づき、W7 は、世界中の市民社会から声を集め、G7 の成果を批判的に考察し、情報を提供することを目指しています。W7の目的は、G7の指導者たちが、あらゆる多様性を持つ女性・少女の人生に対して、持続的で変革的な影響を与えることができる具体的な政治的・財政的約束をするようにすることにあります。
4月16日(日)に開催されたW7サミットでは、様々な国のフェミニスト達が女性のリーダーシップ、経済的正義、ジェンダーに基づく暴力、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、SOGIESCやフェミニスト外交政策などについて議論が行われました。
また、小倉將信男女共同参画・女性活躍担当大臣とJYPSの事務局員1名(森井)を含む3名のユースに よるインタビューセッションが行われました。小倉大臣からご挨拶をいただいたのち、ユース代表から、デジタル分野がジェンダー分野特にユースにもたらす悪影響について、包括的性教育を含む教育環境の整備について、また若年女性や多様なSOGIESCの若者の意思決定の場への意味ある参画についての3つの質問が投げかけられました。その後のディスカッションで大臣から、G7首脳会合や6月の大臣会合を鑑みた今後に向けて「 グローバル水準に追いつきたい」との発言があり、ユース代表からは「追いつくのではなく、G7議⻑国として引っ 張っていってほしい」との期待を寄せる声もあげられました。
@women7/Yuichi Mori
写真左から
ローレン・パワー (W7 アドバイザー、Young Professionals in Foreign Policy (YPFP) Tokyo)
福田和子 (W7共同代表、#なんでないのプロジェクト)
小倉將信 男女共同参画・女性活躍担当大臣
森井悠里香 (W7 アドバイザー、持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム (JYPS))
リズ・ダカル (W7 アドバイザー、女性のためのアジア太平洋資料研究センター (ARROW))
※SOGIESC:Sexual Orientation, Gender Identity, Gender Expression, and Sex Characteristics (性的指向、性自認、ジェンダー表現、および性的特徴)
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