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S4D2 Dialogue のイベントに日本のユース代表として参加

S4D2 Dialogue with Seoul, Tokyo, Dili, Manila, and Taipei




3月29日、アメリカ合衆国(米)主催の民主主義サミット(Summit for Democracy)2023と米大使館が初の試みとして同時に開催されたS4D2 Dialogue のイベントに、日本のユース代表として参加しました。韓国、東ティモール、フィリピンと台湾の学生と、民主主義に対する想いや各自のユースとしての社会参加活動について意見交換を行いました。


イベントの前半30分では、日本人の参加者と内容を議論しました。日本社会において若者の意見表明の難しさや主権者教育の問題が民主主義の課題としてあげられました。また、それらの課題の根本にある、高齢化社会やそれに伴って後回しされる若者への予算配分への憤りに多くが賛同しました。さらには民主主義を国際社会に波及していく必要性についても議論しました。学生団体を運営する中でのユースわっシングや同級生の選挙への関心度といった自分の経験や知識をもとに充実したディスカッションができました。


日本人同士の意見交換を踏まえ、私は日本人ユースを代表して上記の問題意識を各国の米大使館にいるユースに共有しました。他国のユースと意見を共有した結果、多岐に渡る民主主義や政治参加の課題が明らかになりました。例えば台湾ではSNSを利用した政治操作、東ティモールでは職へのアクセス困難、フィリピンでは年上を敬う文化に伴う不等な政治参加への不満がありました。他方、日本社会が抱える民主主義に関する課題と共通することも多く共有されました。例えばフィリピンの敬老思想といった文化的背景や台湾のSNSの話も、日本における報道の自由が低い点で共感できました。そのため、アジア圏でも共通した問題意識が存在することに気付かされました。


在日米大使館での開催でもあり緊張しましたが、他国のユースとの繋がりができたことを嬉しく思っています。今後のJYPSの活動に活かしていきたいです。


(文責:山内)

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