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Japan Youth Platform for Sustainability (JYPS)

COP25現地視察に行きました!!(6)〜 日本ユースの参加者からの声Vol.1〜

この投稿では、日本のユースで、COP25に参加したFridays For Futureの渡部さんからの参加報告を掲載します。

渡部さんは、Fridays For Future東京の立ち上げを行なっており、今回のCOPでも、世界各地から集まったFridays For Futureの人たちと交流していたそうで、その経験を共有してもらいました。


 

こんにちは、はじめまして! Fridays For Future Japanを今年2月に立ち上げ、9月までTokyoの運営をしていました大学2年渡部美乃里です。


Fridays For Futureとは、グレタさんが気候変動に具体的対策を求めて毎週金曜日に学校をストライキし始め、その動きがヨーロッパを中心に世界中へ爆発的に広まったムーブメントです。


COP25では、このFridays For Futureを行っている世界中の学生が、一致団結し様々なアクションを行いました。

私はFridays For Futureの日本のメンバーとして世界中のメンバーと一緒に活動しました。主な活動内容としては、ミーティングとアクションです。


ミーティングでは世界中からFridays For Futureのメンバーが集まっていたため、各国の状況や個々人の想いを共有し、Fridays For Futureは今後どのように行動していくべきなのか、COPでは何をするのか、次回のグローバル気候マーチをどうするのかなどの相談をしました。ミーティングは基本的にFridays For Futureのメンバーのみで行っていたのですが、一度だけ外部から団体運営をしている方や国連と繋がりのある人を数人招いて意見をもらいました。

ミーティング方法も独特で、ミーティング中に使用する様々なジェスチャーがあり、そのジェスチャーを使用することで、他の人が話している間にもそれに対して自分の意見などを表現することができます。私が今まで様々なところで参加してきたミーティングでは、誰かが話していると同時に全ての会議参加者が自分の意見などを表現することができるというスタイルのものはなかったので、とても面白く、ためになったと思います。


次にアクションですが、今回COP25でFridays For Futureとして行なったものはHuman chain、Plenary meetingでのアクション、プレスリリースの発表、金曜日の大規模なアクションの4つです。


(金曜日に行った会場内アクションの様子)


Human chainとは、Fridays For Future参加者が輪になり、みんなで手をつなぎます。そこから歌を歌ったり、コールをしたりしました。


Plenary meetingでのアクションへ、私は残念ながら参加できなかったのですが、檀上の上を約50人のFridays For Futureが占領し、歌を歌ったりコールをしたりしました。


プレスリリースでは、今回のCOP25に対してのFridays For Futureの考えを表明し、金曜日に大規模なアクションを行うことの発表をしました。プレスコンフェレンスも開催し、複数国からのFridays For Futureメンバーが登壇しました。


金曜日の大規模なアクションはCOP会場内と外で2回行いました。会場内では、入口付近の開けたスペースにてFridays For Futureのメンバーとその他先住民族の方々の団体、女性の人権を求める団体など様々な人々と共に床に座り、スピーチをしたり、歌を歌ったり、コールをしたりしました。

外では、COP会場内に入ることのできないメンバーと合流し、道路に座り込みスピーチ、コール、お金を得るために地球を壊すという内容のパフォーマンスをしたりしました。


(COP会場外でのパフォーマンスの様子)


私にとって初めてのCOPであり、また他国のFridays For Futureメンバーと会う初めての機会でもありました。

日本国内で活動する中では見えなかった世界中の若者の動きを肌で感じることができ、また彼らと話をする中で、より行動すれば未来を変えることができるという希望を感じることができました。

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