国連開発計画(UNDP)が4月26日(水)に開催した、複合的危機への対応を議論する公開イベントに、JYPS事務局長の田中梨奈がパネリストとして登壇しました。
国連開発計画(UNDP)は、外務省、JICA緒方貞子平和開発研究所との共催で、複合的危機への対応を議論する公開イベント『不確実な時代における人間の安全保障と人間開発』を4月26日(水)15時から開催しました。
本イベントは、UNDPが発表した人間開発報告書の最新版「不確実な時代の不安定な暮らし:激動の世界で未来を形づくる(Uncertain Times, Unsettled Lives: Shaping our Future in a Transforming World)」を基に議論が行われました。
イベントでは、「不確定の時代における人間の安全保障と人間開発-複合化する危機への対応策を模索する」 と題したパネル・ディスカッションが行われ、持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(JYPS)共同事務局長を務める田中梨奈がパネリストの一人として登壇しました。
ディスカッションセッションでは、ペドロ・コンセイソン UNDP人間開発報告書室長より「人間の安全保障分野において若者が主体となるために必要な変化」について問われ、「若者の声が政治や政策に反映されることが若者にとって希望である。それは代表性・包括性・多様性を念頭においた若者の声を政策決定のプロセスに組み込む制度と、若者自身に対する主権者教育、共通の課題に直面しているという認識の醸成によって達成されるべきだ」と訴えました。
赤堀毅 外務省地球規模課題審議官からは「若者は将来の希望であり、積極的なアドボカシー活動を奨励する」と、活動に対して歓迎のお言葉をいただきました。
今回のイベントの詳細はUNDPのホームページよりご確認ください。
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