記念すべき第10回目のブログは前回に引き続きHLPF本会議直前の勉強会についてお伝えします。 度重なるフライトの遅延を乗り越えて、ようやく派遣団11人全員が揃いました! 盛りだくさんの派遣団の一日を時系列に沿って紹介します。 09:00~15:00―DESA(Department of Economic and Social Affairs)の勉強会 世界各国から派遣団・代表団が集まってHLPFの意義や概要などの基本事項をおさらいした後に、以下6つの分科会に散らばって各々のテーマでディスカッションを行いました。
1.市民社会のレポーティング アジェンダ2030のパラグラフ89はメジャーグループとその他の利害関係者によるレポート提出を奨励しているため、その効果の最大化の方法が話されました。
2.その他のステークホルダーに係るメジャーグループの関与と参加 豊かな国、大きな国からの意見のみが集約されて偏ってしまうことがないように公正で均等な代表を目指します。 3.コミュニケーション 議論をニューヨークだけにとどめるのではなく、SNSやウェブサイトでの掲載を通じてその過程と成果の拡散と増幅を図ります。
4.自発的国別レビュー(VNR) 日本を含めた44の国々が発表するVNRをより効果を高め、またその後の活動に繋げることが目指されます。 5.新たに出現する課題(Emerging Issues) Emerging Issuesは現時点では加盟国により十分に認識されていないけれども注目及び検討に値する主題を指します。 6.科学と政策の相互作用 モニタリングのためのデータの収集や分析と評価に代表される、SDGs実現に資する科学技術をいかに向上させ活用するかが話し合われました。 7.初心者のためのHLPF講座 JYPS派遣団の大半も含めた今年度初のHLPFの参加者に向けて導入と質問が行われました。 12:00~13:00―ランチを兼ねて国連パスゲットだぜ! 明日から行われるHLPFは国連本部内で行われるため、事前の申し込みに基づいてパスを発行する必要があります。このパスを使って以降の日程は国連の建物に入ることができます。
15:00~17:00-Youth Action Days 2日目 夕方からは二手に分かれ、大多数が昨日に引き続きYADに参加する一方で女性のメジャーグループのセッションに参加するメンバーも見られました。YAD側では各国からの代表団を囲んで討議を重ねた後に、本会議のコンテンツ及びロジスティクス面での確認をしました。 女性のメジャーグループに参加した二人は食事会に参加したり、会議での発言を練ったりしたそうです。ジェンダー平等の推進は他のゴールの達成に向けたエンジンになるという認識の下、活発に干渉を進めていくみたいです。
17:00~18:00-屋外でのミーティングからの・・・ 子どもと若者の分野のメジャーグループ内での念入りな最終調整を終えて、近くにあったSHAKE SHACKで夕食!
20:20~21:30―JYPS内ミーティング いよいよ明日から開始される本会議に向けて派遣団内部での最終ミーティングでは宿泊先が分かれているのでSkypeを駆使しつつ、予定と役割分担を話し合いました!明日は朝7時頃から活動を始めるため、早めの就寝で英気を養います。 一日中外で動き回り、各国から訪れているユースや有識者の方々との交流や対話を通じて知識を深めると共に意欲も高まる準備日となりました。次のブログからは会議で行われるセッションのより詳しい様子をお届けします!
…。oо○* JYPSからのお知らせ *○оo。…
持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(Japan Youth Platform for Sustainability: JYPS: 読み「ジップス」)では、これまで様々行ってきた活動の報告と、これからの新体制を決定し、今後どうしていくかを加盟員の皆様と考える場として、JYPS総会を開催いたします。
多くの団体、個人の参加をお待ちしています!
【日時】2017年8月6日 (日) 9:00 - 12:00
【場所】東京ウィメンズプラザ 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
詳細、参加登録はコチラからどうぞ!
※会場の大きさの制約上、参加希望人数が溢れてしまった場合は基本的に先着順とさせていただきます。
…。oо○* JYPSに参加しよう!! *○оo。…
「どう参加するの?」 とっても簡単です! 意見交換やキャンペーン、政策提言の準備などは、メーリングリストにて行われます。なので、メーリングリストに登録すれば、意見を表明する機会や、関連する議論に参加する機会が流れてきますし、関連する募集も行われます。
また、若者団体からは、「ポジションペーパー」と呼ばれる各団体が、国連などで議論されているテーマに対してどう考えているのかを記したものを公表してもらうこともできます。そのポジションペーパーは、日本の若者として意見を発信する際にしっかりと考慮されます。
またそのような意見をまとめる作業にも、メーリングリスト参加者している人はだれでも参加が可能です。
ご登録はこちら!