みなさん、こんにちは。事務局の多比良です。この度、2020年7月4日(土)にSDGs Youth Summit2020を開催しました!
このブログは【 開催報告:SDGs Youth Summit 2020を開催しました!!(7/4)Vol.1】の続きです。
今回は分科会の第二サイクルの内容から紹介します!
(全体の流れ)
①Plenary Session
②分科会
③YAP中間特別報告会
④閉会式・Youth SDGs Action Directory
第二サイクルのテーマは下記の三つです。
分科会2-1「人間と自然の共生社会に向けた野心的な取り組み」
分科会2-2「災害の防止と被害の削減」
分科会2-3「若者の社会的排除・周縁化から社会的包摂へ」
それそれで話し合われたことについて、以下より紹介します!
分科会2-1「人間と自然の共生社会に向けた野心的な取り組み」
本分科会では、日本自然保護協会の道家哲平氏、Change Our Next Decadeの矢動丸琴子氏をお招きしてご講演いただきました。ご講演では、野心的な保全活動が求められていること、若者は失敗を恐れず仲間と共に行動に移すことについてお話しいただきました。ワークショップでは、生物多様性に関する知識を深めてみようという学びの姿勢、情報収集やSNSなどのツールを活用しながら啓発や発信をしていきたいとの意見が交わされました。自然と人間の共生社会が実現された未来を目指すために、具体的に一人一人が生物多様性の問題の主流化に向けて意識を変えてためのヒントを得られる機会になりました。
分科会2-2「災害の防止と被害の削減」
私たち若者が防災・減災のためにどのような役割を担えるかというテーマに関して、防災・減災NGOネットワークの長岡素彦様、自治体危機管理研究所の高橋正幸様、ピースボート災害支援センターの井上綾乃様にご講演いただきました。自分が被災者となることを想像すること、ユースが自分たちの未来のために社会を変革・創造していくことの必要性について議論をしました。
分科会2-3「若者の社会的排除・周縁化から社会的包摂へ」
この分科会では日本労働協同組合(ワーカーズコープ)連合会古村氏と特定非営利活動法人あっとすくーる渡氏から多次元的な貧困の主な原因を職場、環境、教育と若者が特に接点のある環境を中心にお話しいただきました。古村氏からは主に社会のあるべき姿と現状のギャップを課題として挙げていただき、また若者のネットワークの重要性などお話をいただくことで、参加者は日本の国内の現状を理解することができました。一方で、渡様からは実際のご経験をもとに貧困の主な原因の1つである孤立を予防する方法や、孤立した若者をどうのように救うかなど、家庭や教育の観点からお話しいただきました。
③YAP中間特別報告会 16:00 ~ 17:00
今年3月から実施されている、JYPS主催「Youth Ambassador Program(YAP)」の3ヶ月間の活動報告を参加者であるアンバサダーから行われました。
中間報告会は分科会のテーマに基づき2つのグループ(①地球環境と人間社会との調和、②全ての人のエンパワーメントと誰一人取り残されない社会の実現 / 若者と強靭な社会経済・地域づくり)で行われました。2つのテーマに13グループが分かれ、各グループが報告をしました。
Youth Ambassador Programは今年の4月より開始し、全15回にわたる特別講義、SDGs意識調査、個々のグループでのイベント開催を経て中間報告会を迎え、3分間という限られた時間の中、自分たちの活動や考えをまとめました。一方で、環境・地方創生の分野で実際にSDGsに資する活動をしておられる専門家/ユースの方々の意見・フィードバックには気づかされる点が多く、今後の活動のための貴重なご意見をいただきました。
④閉会式・Youth SDGs Action Directory 17:00 ~17:30✨
閉会式では各分科会で議論されたことを総括し、今後10年にユースが求められるアクションを取りまとめました。
最後まで多くの方に参加していただき、事務局としても大変勉強になる会となりました!
今イベントで出たアクションプランについては、事務局がまとめ発表する予定です!
参加していただいた皆様、本当にありがとうございました!
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今後ともJYPSをよろしくお願いいたします!
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